だいぶ議論がずれたというか、前のエントリーで暗に意味していたということをたくさん出されて、なんか狐に化かされた感じです。
自分の中では極当たり前のように考えていた言葉をもう一度客観的に見たらどのように定義されるのか、を考えました。もしかしたら多少そういう印象はあるのかな。そういうつもりではなかったです、はい。
まず、君の出してきた勉強の定義だけど、それを適用するなら勉強好きを理学部に限定するのはおかしい。
確かに理学部には勉強が好きな人が多いとは書いたけど、別に工学部や農学部ではそういったことが見られない、とはどこにも書いてないつもりです。むしろ好きな人は多いと思っています。その意味をこめて「特に〜理学部では」と書いています。もちろんこの「特に」というのは私の主観であり、それ以外の何物でもないことは明記しておく必要があるかもしれません。
工学部や農学部というのはそういうところが違うのかなぁ。
nasatakは「そういうところ」というのを"勉強好きが集まっているところ"のように受け止めてしまったみたいだけど、そう読めるのかなぁ。
この文章の「そういうところ」というのはその直前にあるピグマリオン的に教科書[脚注†]の内容を突き詰めることを指しています。
その主張を明確にするために、引用した部分の後の文章では、
つまり、学んだことや知り得たことを実学として生かす部分が。
と、言い換えを行っています。なので勉強好きが多いところと読み替えるのは少しおかしいかと。ここで私は「教科書の内容」と「実学」というのを対比しています。
理学部というのは
実学と言うよりも理論主体で"どうでもいい"ことを好奇心の赴くままに突き進める
ところだと思っているので、「教科書」と対応しています。「ピグマリオン的に教科書を突き詰める」という言葉の意味をここで明らかにしなければなりませんが、まずこの言葉の裏には「決して自然の本質など証明され得ない」ということがあります。例えば物理学を例に出しましょう。ニュートン力学が破れ、相対論や量子力学が登場した様に、今の物理学が根底から覆される可能性は大いにあります。今ある物理学はとりあえず正しいとされていますが、本当にそうかは分かりません。物理学の最終目標はあるかどうかが分からない真理を求めることです。それなのに「真理はあるんだ」と思い込んでそれを追究するのです。そして上手(いように見える)くいけば真理に到達したと思い込む。こういった状態を「ピグマリオン的に教科書を突き詰めること」としました。(別にこれが悪いことだとは全く思っていませんけどね。)
なぜこれが実学と対応できるかと言うと、実学にははっきりとした目的(例えば災害救助用のロボットを作る)が存在し、到達できたかどうかがすぐ分かるからです。はっきりとした目的があるからこそ、
役に立つという部分でモチベーションが維持できる工学部生や農学部生が羨ましいと思ってしまうのは間違っているのだろうか。
ほとんどの目的って「役に立つこと」ですよね?
高校までの勉強を
>教科書に書かれた内容を理解する行為を指して「高校までの勉強」と定義しておこう。
ここに関しては一言足りなかったです。こう定義しなおすべきでした:
高校までの勉強を
>「高校までの」教科書に書かれた内容を理解する行為を指して「高校までの勉強」と定義しておこう。
高校までの勉強と書いた時点で、教科書=高校までの教科書(=検定済み教科書)だと脳内変換されていました。申し訳ない。
教科書の内容では飽き足らずにさらに進んでいくこと
ここの「教科書」も「高校までの教科書」です。(確かにここの文章も教科書一般を指していると誤解されてもおかしくはない。)
以上、反論および訂正終わり。
以下、意見。
俺はそもそも、勉強は「高校ではこういうことをやる。大学ではこういうことをやる。」とかいって区切るものではないと思っているので
それでも国は高校までの教育では指導要領というものを定めている一方、大学教育ではそれがない。そこが一番の大きな違いじゃないですかね。nasatakがどう思おうが勝手だとは思いますが、そのあたりは客観的に見て大きく違うところなので。
別に高校生で高校生用の教科書を読む以外の勉強をすることは構わないけれど、別にそれは高校生でなくてもできてしまうことが大半なのでそもそも高校と大学という分け方をした意味がないと思うのです。さすがに意味のない分け方はしません。
脚注†
無論教科書の定義は
教科書と言うものが自然科学や人文科学によって明かされてきた事実(と思われているもの)を載せた本であるとするならば
なので、工学や農学は基本的には含んでいません。(工学や農学の教科書も存在しますが。)ちなみに以下で訂正するように、ここの教科書も「高校までの教科書」とするほうがより正しい。
それこそ"どうでもいい"ことをブログに書いたのにここまで突っ込んだ議論になるとは思わなかった。。
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この辺で受けた俺の印象はどせいエントリーの最後の方に書いてあるものとだいたい同じ感じです。(誰に対するREなのかわからなくなったって辺り)
ピグマリオン症候群についてはそれが何を意味しているのかについて共通の見解が無いように思えました。今週中にでも俺のブログでその辺について書こうと思います。とりあえず、元になっているピグマリオンの話を読むべきだと思います。